僕が君を好きな理由

今日の僕も明日の僕も Hey!Say!JUMP しか胸の真ん中にない

伊野尾さんと歌

伊野尾さんを「歌」というキーワードでひも解いたとき、語り部となるのが2015年リリースの「Chau#」ではないでしょうか?

歌番組で披露された「Chau#」で伊野尾さんにハマッChau#人が続出した、後期伊野尾革命の代表ともいえる曲です。

Chau#/我 I Need You 【初回限定盤】(DVD付)
 

 

伊野尾さんのパート割は「ポップでハッピーなふたり」。
3回パート割あるけど、全部「ポップでハッピーなふたり」。

キラキラのポップチューンに、伊野尾さんの独特の高音スイーツボイスがありえないくらいマッチして、女性アイドルも顔負けの甘フワ仕上げになっています。

 

ポップでハッピーなふたり」の一言でどれだけの人間を伊野尾沼に引きずり込んだのだろう?恐るべし・・・。

 

私はハッピーの「ハ」を発音する時の少し鼻にかかった吐き出し方が大好物です❤
共感できる伊野尾担、絶対いるはずwww

 

「僕には何もないって、ずっと思ってた」

後期 伊野尾革命といわれる2015年。

世間は伊野尾Chau#堕ちが続出し、「伊野尾がカワイイ、腹がたつ」というV6岡田くんの名言によって、伊野尾=カワイイが絶対的なアイコンとなっていた時期です。

 

Chau#の後にリリースされたシングル「キミアトラクション」のカップリングに、爆弾が潜んでいました。

 

「秋、晴れ。僕に風が吹いた」

全伊野尾担の息の根を止めた、アレ、ですね。

 

冒頭で伊野尾さんが呟く
「僕には何もないって、ずっと思ってた」ー。

 

この曲を。このパートを伊野尾さんにあてがった方にひれ伏したい。

たった1曲で。
というかほんの数十秒で。

伊野尾慧という人が持つ、儚さ。脆さ。等身大の人間味。
カワイイの向こう側にある奥深い人間像を見事に垣間見せたと思います。

まさに職人技。
もしかしたら、伊野尾さんに魅せられたひとりなのかもしれないな、とすら思います。

 2017.09.02追記:
台詞は全員録って、メンバー内オーディションのような形になっていたことが明らかに(らじらーにて)

伊野尾さんとソロパート

初期の楽曲にソロのパート割がほとんどないのは、有名な話。あっても一言とか、しかも2番かよとか。パート割がなければTVでもお顔を抜かれるチャンスは少なくなってしまいます。

TVサイズで「ソロパートあるぅぅぅ!」と感動できるのは「ウィークエンダー」くらいからではないでしょうか?

◆ウイークエンダー
So 解けない愛から始まる ∞ミステリー」
「一度つないだ手を」

2箇所ですが、TVでも必ず使われる部分ですしお顔もバッチリ映ります♪
この曲ではじめて「ん?カワイイ声聴こえる」と意識した人も少なくないでしょう。

Chau#以降はパート割も、センター位置も爆発的に増えました

伊野尾さんの声にドキッ!ゾクッ!おすすめソロパート

超個人的な意見ですが、勝手に好みのソロパートを挙げてみました。
伊野尾さんの1個1個の言葉を音に乗せにいくような、丁寧な歌い方が好き。

※前述した「秋、晴れ。僕に風が吹いた」は神すぎるので、下記では割愛します。

◆Ran de Boo
「このシチュエーション ハイテンション 嫌なこと忘れて朝まで遊ぼうぜ」

◆切なさ、ひきかえに
「悲しい 狂おしい 壊れるほどに」

◆RELOAD
A beautiful girl 気持ちアガル 目が合うだけで Mellow Mellow」

◆Masquarade
「堕ちてごらん」

◆スルー(Hey! Say! BEST)
「ねえ あの時誰かがちょっと茶化した言葉に 今でも照れてしまうよ」

◆スタートデイズ(Hey! Say! BEST)
「いのいのいの いのおで だいすきに させていーの」

◆DISCO JOCKY!!
「第2コーナー曲がったらこっそり抜け出そう、オーライ?」

◆愛よ、僕を導いてゆけ
「僕の未来 照らす人は この世界で君だけだよ」

◆Puppy boo
「まだ終わらないの That`s your work 手伝わないけど」

◆Kiss Diary
「ハッピーエンドの映画を観たって 心が晴れないそんな日」

 

歌うときも話す時も、おしなべて伊野尾さんから発せられる「は」と「し」の音が大好き。

・・マニアックすぎて怖い。

伊野尾さんは果たして歌が下手なのか問題

「歌も下手だし、ダンスもあまり踊れない」と自称している伊野尾さんですが、実際どうなのでしょう。

CDや音楽番組はあまりアテにならないので、ライブで(おそらく)口パクじゃないと推察できる楽曲に限りますが・・・
こと自分たちの楽曲で音程やテンポがずれたりするケースはほとんどないのでは?

なかでも「我 I NEED YOU」の「この唇奪っちゃっていいですか~?」は”る”→”う”の部分のテンポや音程が結構とりにくくて、同じパートを歌う山さんはここのテンポが走りがちですが、伊野尾さんはまずズレません。

音程やテンポこそが歌の基盤なので、これが常に維持できる時点で下手とは言わないでしょう。こと発声技術やブレス技術のような視点でみると、山さんほど洗練されていないかもしれませんが、訓練次第で上達可能な領域でもありますね。

 

甘さ溢れるハイトーンボイスをストレートに活かせば、Chau#やペットショップラブモーション、We are 男の子、真剣サンシャイン、キラキラ光れ、Puppy Booなど可愛らしさを特徴とした曲は無敵!

 

殺センセーション、スローモーションなどのように打ち込み系の音と合わせたり、フィルターをかけたりすると、伊野尾さんの声はどこかケミカルな"音”のようにも聴こえる面白さがあります。

 

フラットな音調で声をはり過ぎずに歌うOrderやKiss Diary、切なさ、ひきかえになどでは声が持つセクシーさや儚さがひき立ちますね。

 

曲調によって声色の個性が変えられるうえに、どの曲を聴いても聞き分けられるー。
しかも、音程やテンポはぶれないし、変な癖もほぼない。
歌い手としてとても強い武器をたくさん持っていると思います。

 

めざましテレビの「イノ調」コーナー内でたまに人様の歌を歌っていることがありますが・・・そこはご愛嬌てことでwww