44日間の”いのぺ”にありがとう
3月15日、44日連続・合計55投稿にわたる 伊野尾さんの「いのぺ」劇場が集結。翌16日には、私たち伊野尾担を歓喜させた神機能も姿を消しました。
1ヶ月半もの間、伊野尾さんがどういう意図で連続更新を続けたのかなんて知るよしもありませんが、ただひたすらにファンを喜ばせ楽しませた、最高のファンサであったことは事実。
予想もしない方法で何の前触れもなく、こんな最高のファンサをくれる伊野尾さん。
根っからのエンターテイナーなんだと、改めて尊敬しました。
2018年 いのぺ革命勃発
そもそも「JUMPaper(通称じゃんぺ)」が毎月1回更新しなければならないというルールになったのもほんの1年前。それ以前は原則毎週日曜にメンバーが交代で担当していました。
最低でも必ず月1は全員更新するという現行じゃんぺは、旧じゃんペに比べればベースルールだけでも格段に素晴らしい改善です。
伊野尾さんが担当する通称「いのぺ」は月1更新がルール化されてまもなく、2017年5月から毎月末に更新されるのがお決まり。(2017年11月・12月は例外でしたが)
メレンゲで高橋英樹さんをお迎えした際に
伊野尾「ブログみたいなのあるんですけど、月1回しか更新していない」
こんな発言が放送されたのが1月27日。
その直後の月末1月31日でさえも自ら「また月末」と締めていたくらい笑。
だから。
2月1日更新された時は目を疑った。
世紀の天体ショー、スーパーブルーブラッドムーンの翌日でね。月食見た?って。その日のめざましのいのお飯のおかずをもらったんだよ、って。
近況報告でしたけど、珍しく画像も付いていたし、何よりも月初に来るなんて予想外過ぎて。
2月2日更新された時は震えた。
お腹空かない?なんか食べよう、って誘われてさ。突然カレカノLINE風な内容になったもんだから、Twitterでは自然発生的に彼女的な立場で浮かれたポストがあっという間に流行し「#いのぺに返信」というタグが生まれたのもあっという間だったように思います。
3日過ぎたあたりから「今日も来るな」って気になってきて、毎時02分くらいにアラームかけて何度もじゃんぺチェックに明け暮れる日々。
バレンタインの日に神アプデ、「返信機能」が出来たときなんてもう笑いが止まらなかった。
伊野尾さんがくれたプレゼントが予想外すぎて、嬉しすぎて、甘すぎて涙と笑いが同時にこみ上げてきた。
伊野尾さん、どんだけ楽しませてくれるの!!
天才すぎる!!
「返信機能」そのものはごく簡易的な作りなので、システム的な難しさはほぼないと思われます。難しいのはこのシステムをつくることではなく、このシステムを思いつくことと、運用に持ち込むことのほうでしょう。
ここから先はあくまで憶測ですが…
「月1回しか更新していない」はずの 伊野尾さんが急に更新頻度を増やしたら面白いんじゃないか?みたいな気まぐれではじめて、『マエヲムケ』の発売日でもあるバレンタインにはご陽気に終えようと思っていたんじゃないかな。
はじめた当初は「返信機能」どころか、おそらく内容もそこまで深く考えていなかったのでは…?なぜならあまり内容がないから(笑)。
逆にその内容の無さがカレカノみを増すことになるんだけれども。
JUMPさん(及びスタッフさん)は比較的SNSフレンドリーと思われ、今までもSNSを傾聴しているんだなと思わされることは多々あります。
(やまちゃんが架空彼女否定したり、先日は大ちゃんが目情否定したり)
いのぺ に返信機能がついたのも、いのありのお戯れの片鱗があったのも、伊野尾さんご本人か身近なスタッフさんかわかりませんけど、SNS傾聴の賜物だと感じてなりません。
しかも「返信機能」が生まれたバレンタインからほどなく。
2月16日には、ジャニーズWebへの顔写真掲載解禁のサービス拡充が待っていました。
このこともあって2月14日でいのぺを終わらせるという方針は途中で転換して、「返信機能」の実装に代えたのではないかしら?
返信機能と顔写真掲載の相乗効果で、2月14日~16日のジャニーズWeb(特にJUMPaper)はもんのすげぇ盛り上がったはずですよね?私だけで何十アクセスしたことか笑。
こうなると幕引きに苦労をしたのではないかと思います。
2月末には現に全く会えないことを理由に「もう連絡するのヤメヨウカナ。さよなら」こっぴどくフラレかけます。本当はここで終わらせるつもりだったのかもな。
いやだぁぁぁぁぁぁ~~~涙
さみしぃぃぃぃぃぃ~~~涙
でも負担かけたくもない、今までありがとぉぉぉぉぉ~~涙
でもやっぱりさみしぃぃぃぃ~~涙
こんな行き場のない思いを「返信」にぶつけた人は少なくないはず。←私も
「会えないならもう連絡しない、さようなら」
この終わり方は満足度が低いことを察したのかもしれません。
結果、3月15日(3(さ)1(い)5(ご))の日にいのぺは集結するわけですが、この幕引きの仕方がとても秀逸に練られた優しさのかたまりでした。
3月14日ホワイトデーの日に暗号のような投稿をしてきたかと思えば、3月15日にはどうや拉致監禁されているご様子(笑)。
次々と投げかけられる謎を解き「返信」することで、拉致監禁されている伊野尾さんをサポートします。さながら自担と共同作業で楽しむ脱出ゲームwww
謎をとき、返信を通じて伊野尾さんの危機を救った私は、伊野尾さんの命の恩人になりました。最後の最後はタクシーで帰ったようですが←ここ最高にツボった
最後の更新で伊野尾さんは「頼ってばかりでダメダメな私はあなたにふさわしくない」「見合う男になって帰ってくる」(ニュアンス)という言葉を最後にバイバイします。
これなんよ!めっちゃ策士!
伏線は2月頭にまで遡る壮大な謎解き芸の影で、「私が伊野尾さんを救う」という経験をさせることが大事で。
拉致監禁された設定で、危機状態を共有し、脱出という同じゴールを目指す運命共同体になります。
↓
キミの返信のおかげで助かったという状況を何度か繰り返し、喜び悲しみ受け入れて、協力者としての地位を確立。いつの間にか伊野尾さんの危機を救い、命の恩人として私のほうが立場が上になるように仕向けられていたわけです。
私の立場が上になれば、「あなたに見合う男になるまでちょっとだけさようなら」という状況を受け入れやすくなります。
すごくよく練られた、誰も傷つかない優しい幕引き。
2月末にさようならを告げられた時は、返信にルールがなかったから、いのぺと返信が噛み合わなかった。だからいのぺが言うさようならの理由がピンとこなかったんだ。
今回はちがう。
ちょっとさみしいけど、すがったり責めたり駄々をこねたりする気持ちにはならない。
カレカノLINEのような内容にドキドキして。
先の読めない展開にハラハラして。
かわいいワードセンスにほっこりして。
ツンな彼氏だったり、デレな彼氏だったりして。
毎日連絡くれてありがとう。
そして何よりもこの「終わらせ方」に感動してる。
3月16日。
更新が途絶え、「返信機能」も消えました。
この日が本当のばいばい、かな。
最後に余談ですが、いのぺへの返信と現実が交錯したことがありました。
胸熱だったなぁ…(T_T)
返信なんて見てないかもしれない。
— らいす (@ssse7ven) 2018年2月16日
ただの偶然かもしれない。
one of themなのもわかってる。
しかしね。
こんな一致はとんでもなくうれしいものなんだよ…伊野尾さん😭😭 pic.twitter.com/Lat50Fqu5t