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圭人の留学に思うこと~人間的な成長とは~

衝撃の発表からはや10日。

我らがHey! Say! JUMPのメロディーメーカー 岡本圭人が本年9月より2年間の演劇留学のため、グループ活動を休止するという。(8月中旬ころ渡米)


まずは発表前に囁かれた『脱退』ではなかったことに安堵しましたが、しばらく胸中複雑なまま……。


「留学で良かった」が本当に正しいのか。
「絶対帰ってきてね。待ってる」が正しいのか。

なんのために圭人は旅立ち、どういうつもりでJUMPは前に進むのか。

 

五月雨式にいくつかの報道を見聞きし、エースが”やまぺ”で言及し、らじらーで伊野尾さんが言及し、ようやく”けとぺ”が更新された今「この決断に至った圭人像」を受け止めなければならないと覚悟をきめました。(時間かかり過ぎだよ、自分よ…)

 
6月23日 22:00 第一報となったFC動画で語られたこと

・9月からニューヨークに留学し、音楽や演劇を学ぶ(圭人)

・自分をゼロから見つめ直したいという思いが強くなった(圭人)

・必ずJUMPに戻ってくる(圭人)

・JUMPに戻るという条件で留学を受け入れた(薮)

・人間的に成長して戻ってくるのを期待している(薮)

 

6月23日 TVや新聞で報道されたこと

「自分を見つめ直した時に、これから20年、30年と続いていくグループのメンバーとして、自分に甘いままではグループの力になることはできない。『自分を変えなければ。そのために今は学ぶことに専念するべきだ』という思いを強く抱くようになった」

ヘイセイ岡本圭人、米国の名門演劇学校に留学「自分を変える」 活動休止し2年 : スポーツ報知

昨年上智大を中退し、目標だった「仕事と学業の両立」を果たせなかったことを後悔。グループ躍進の陰で個性を発揮できない現状にも悩んでいた。自分を変えるための決断となった。

Hey!Say!JUMP岡本圭人が活動休止 米演劇学校へ2年間留学 脱退否定も9月から8人体制― スポニチ Sponichi Annex 芸能

「芝居と音楽を一から学びながら、人間的にもタレントとしても成長できるように勉強してくる。“未来のHey!Say!JUMP”にふさわしい人間になれるように頑張ってくる」。しばらく表舞台から姿を消すが、岡本は希望に満ちあふれている。

ヘイセイ岡本圭人、米国の名門演劇学校に留学「自分を変える」 活動休止し2年 : スポーツ報知

 

6月30日の”けとぺ” で語られたこと

「歌もダンスも、演技もまだまだ能力不足」
「仕事と学業の両立も達成できず悔しい思いをしていた」
「自分に甘い岡本圭人のままではグループの力になれないかもしれない」

 

さて。

「自分に甘い岡本圭人」という言葉の中には本人や関係者にしかわからない含みがあるとは思いますが、それは「学校を卒業できなかったこと」を指してはいないし、またパフォーマンススキルだけを指していない。一方で小ネタながらもモヤっとする報道が続いたのは事実。


ぶっちゃけJUMPちゃんには激甘モンペの私でさえ、何か壊滅的なことになる前に己を顧みる理性があってよかった とさえ思った。申し訳ないけどそう思った。

 

FC動画で薮さんが「人間的に成長することを期待している」という言葉を残していますが、おそらく全てはそれなんだろうな。。

 

圭人が留学するアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティックアーツは、倍率3.3倍、留学生はほとんどおらず、日本人は圭人を含めたった二人なんだとか。

友人もいない、圭人のことを知っている人もいない。
日本での活躍も知られていない。お父さんの功績も通用しない。
人格も個性も認知されていない。

しかし圭人が圭人であることに甘んじられない環境でありながらも、強みである「英語」を活かすことで自我は守れるでしょう。

自我さえあれば精進できる。

そう考えると、海外に行くことはいい選択なのかもしれない。
やっとそんなふうに思えて来ました。

 

自分の弱さを認めるのはとても勇気がいることです。

Hey! Say! JUMP」としての立ち位置。JUMPとして進めたであろう未来。
何よりファンの心。

得難く手放し難い、いろんなものを置いていく覚悟は相当なものと受け止めます。


どうかNYでは、切磋琢磨しあえる友人に恵まれ、リスクを予見・回避し、もう自分で自分を悔いるようなことがありませんように。

 

最年長の薮さんと、エースやまちゃん。2つの精神的支柱。

こんなときに改めて思ったのが、JUMPには2つの精神的支柱があることの強み。


最年長として、FC動画の中で場を仕切った薮さん。

薮さんが第一声を発することで一気に引き締まる。
”言わなければならないこと”を引受け、事務所の大人たちの役目を代行しつつも、どこか安心感を醸し出せるのも、最年長で最長キャリアの薮さんにしかできないことだと思います。

若干手厳しいとさえ思えるエールも、おそらく圭人担さんも含めたファンの多くが、薮さんが語ったことで腹落ちしたのではないかな。

 

ファンに寄り添って、欲しい言葉を欲しい時にくれる、エースやまちゃん。

この報道についてファンに一番に思いを伝えてくれたのが、やまちゃんでした。

「戸惑った」「納得出来ないこともあった」「なんで今なのか」

みんなが思ったであろうこんなこと。
やまちゃんは誰よりもたくさん考えたに違いありません。

圭人は圭人なりにJUMPを進化させようと考えた結果だと、僕は思っています

この言葉に行き着くまで、何度も淀んで淀んでじっくりと濾過されて生まれた答えなのだろうと思えるような透明感を感じました。

 

拠りどころとなる薮さんと、道標となるやまちゃん。

リーダー不在のJUMPですが、逆に2つの精神的支柱があることでより強固なグループになっているのだと感じてやみません。

 

知念くんは「僕はドーハ!圭人はニューヨーク!」とお互い海外へのチャレンジを意気込んでいましたし、伊野尾さんは「寂しい思いをさせないように頑張るので!」と元気づけてくれました。

しかるべきメンバーが然るべき言葉で言及して、その他はあえて通常運転を貫く。

ぶっとい柱に支えられ各々のバランスが取れたJUMPは、ああ良いグループだ、と改めて実感した次第です。

 

 

ところで圭人が帰ってくる頃ってさ。

年号変わって平成は終わっているし。

ジャニーさん肝いりの東京オリンピックも終わってるのかな?
(卒業月がわからず…大学のように5月卒業なら間に合うのかもしれないけど)

Hey! Say! JUMPはデビュー13年を迎え

Hey! Say! BESTはほぼ30歳になってるんだよ。

私だって、みんなだってまだJUMPのファンでいられるのか、なんの確証もない。

そう、2年ってそれなりの月日。

 

でも圭人の覚悟を信じて見送ります。
2年の間、圭人もJUMPもそれぞれ全力で駆け抜けて、大いに進化することでしょう。

またH.our Timeを刻みはじめるその時、JUMPはとんでもねぇグループになることを強く信じて。

 

 

最後に。

圭人の留学がメンバーに知らされたのは3月頃だといいます。

4月に山口くんの事件があったとき、めざましテレビで伊野尾さんはこんなコメントをしています。

グループのメンバーというのは仕事の同僚でもありますが、それと同時に家族であり友人であり時にはライバルでもあり、本当に言葉で言い表すのは難しい特別な関係だと思います

僕個人としては、僕もHey! Say! JUMPというグループのメンバーとして活動しているので、結論を出せないという気持ちについては痛いほど分かります

 

グループとは何か?
ひょっとしたら痛いほどそれを痛感しているさなかだったのかもしれません。

 

メンバーも「自分たちは命懸けで『Hey―』を守り、大きなグループにする。圭人は戻る場所はないというぐらいの覚悟で学んできてほしい。気持ちよく『いってらっしゃい』、心から『お帰り』と言えるように」と岡本の意思を尊重した。

ヘイセイ岡本圭人、米国の名門演劇学校に留学「自分を変える」 活動休止し2年 : スポーツ報知


いろいろな意見があるとは思いますが、私はこの言葉に従いたい。
圭人も奮闘していることを思い描きながら、JUMPを大きくする。それだけです。