僕が君を好きな理由

今日の僕も明日の僕も Hey!Say!JUMP しか胸の真ん中にない

『SENSE or LOVE』レビュー~ソロ曲に思うこと~

Hey!Say!JUMP 6枚目のオリジナルアルバム『SENSE or LOVE』発売日を迎えました!おめでとうございます!

 


前の記事にも書きましたが、節目節目で「ダンス」をテーマに進化してきたJUMPが、改めて”踊る”をテーマにした本作、ヤバイです。

本編は多種多様なジャンルが混ざっていて、実に楽しい!

リード曲『BANGER NIHGT』をはじめとしたEDMサウンド、『女王蜂』などジャズ系サウンドが特徴的で、音楽性も高く洗練された1枚です。

 

しかし今回はなんと言ってもメンバーソロ曲。

自担 伊野尾さんのソロ曲を中心に、歌詞を織り交ぜながら感想を吐き出させていただきます。

 

※以下ネタバレあり

伊野尾さん初のソロ曲『条件反射』はどんな曲?

アルバムは曲順に聴くべし、という定説をぶっ飛ばして真っ先に食らいついた伊野尾さんのソロ曲『条件反射』。

ソロ曲なので当たり前なんですけど、歌い出しからサビ、大サビまで伊野尾さんの声しかしないんですよ…。

伊野尾さんのソロパと言えば『4番目の”Vampire”ですけど何か?』というソロパ不遇時代が長かったせいか、終始伊野尾さんの声しか聴こえないという状態にまず大感動

コーラスやハモリも多いのですが、それも伊野尾さんの声。

伊野尾さんの声を伊野尾さんの声が追っかけてて、伊野尾さんの声の裏で伊野尾さんの声がするんです(涙)。


ジャニーズにとってソロ曲は特段珍しい話ではないにも関わらず、JUMPさんはなぜこんなにも待たされたのかわかりません。しかしだからこそ自担の声だけに包まれる3分31秒間がどんなに幸せか。

はじめてのソロ曲リリースのタイミングに、こうしてファンでいられたことを心から幸運に思います。

 

伊野尾さんは先日、伊集院光さんのラジオにゲスト出演した際、ソロ曲についてこんな風に語っていました。

僕は~、恥ずかしくて~あんまりやりたくなくて~。だっていつもみんなでやってるのに急に一人でってなったら緊張しません?他のメンバーはコンサートでソロ曲やったりとかしてたんですけど、ぼくHey! Say! JUMPの何年間って、ほとんどHey!Say!JUMPのバックダンサーみたいな感じだったんで本っ当はじめてなんですよ。照れますよ。」あ~~~~~もう、カワイイ。

 

「はずかしい、照れちゃう」を連呼していた割にさ。

歌い出しからこんなだぜ?

♬「だらしない君はキライ 躾けなくちゃ。聞こえない、やり直し

 

事あるごとに驚かされるが、今回も伊野尾さんのセルフ・プロデュース力の高さよ…。

多くの伊野尾担が魅力に思っていて定期的に欲しているのが、”カワイイ”というパブリックイメージと裏腹な、冷酷で闇った表情や言葉。

「条件反射」ではファンが熱望するその世界を、アイドルとして表現してくれているんだから、ファンサがすぎるってもんだ。


歌詞の世界は、強引で甘美な「ご主人さま」。

官能的な世界に見え隠れする不自然なワードセンスが、さすが伊野尾さんだなと思わせます。

猫が女に見えると言ってた伊野尾さんですから、女と見せかけてもしかしたら猫目線?なのかも??

いろいろな捉え方ができる方が言葉遊びは面白い。

しかしこの曲の一番の官能は歌詞よりも、高音、低音、ブレス。伊野尾慧のその声にこそあると思うのです。

 

♬(オノゾミノママ二)アッ… ←コーラスの直後の吐息

♬(Let`s go , Tonight`s the night ,It`s gonna be alright)  ←英語コーラス低音オスい

♬「ナンセンスだよ⤴⤴⤴」←伸びやかにハイトーンへ

♬「条件反射で背徳に悶ながら」←「は」「し」の発声がエロいんだってば

 

過去記事でもやっぱり同じこと言ってた、私。

歌うときも話す時も、おしなべて伊野尾さんから発せられる「は」と「し」の音が大好き。

伊野尾さんと歌 - 僕が君を好きな理由

 

文字にするの難しいのですが伊野尾さんの「は(ァッ)」「(ス)し」みたいな発声が本当に好き。

「じょうけんゃで いとくにもだえながら」なんていうサビは、歌詞のエロさはもとより、「音」が色っぽくてご馳走でしかないのです。

 

ジャンルはEDMとのこと。

自ら「J-POP育ち」と言っている伊野尾さんですから、EDMと聞いて意外な感じがしましたが、聴けばすんなり。ボーカルが強めにアレンジされた耳馴染みのいいPOP系EDMです。

 

伊野尾さん自ら「イントロにこだわった」と言っていたとおり、イントロや間奏はEDM要素強くてめっちゃかっこいい。


これもかねてから言ってますが、伊野尾さんの歌声はエレクトロアレンジとの相性がいいと思っていました。

伊野尾さんの声の魅力がガッツリ活きたソロ曲だと感動しています。

打ち込み系の音と合わせたり、フィルターをかけたりすると、伊野尾さんの声はどこかケミカルな"音”のようにも聴こえる面白さがあります。

伊野尾さんと歌 - 僕が君を好きな理由

 

はじめてのソロ曲に伊野尾さんが選んだ「条件反射」。
コンサートではどんなパフォーマンスで魅せてくれるのでしょうか。


<勝手に妄想!条件反射はこんなダンスがいい!>

椅子やポールなんかを小道具として使い、それにまとわりつくようにロールやアイソレーション(いわゆる腰ぐわん)をふんだんに用いて、腕を大きくしなやかに動かす…ポールダンス風。(変態み…)

ベッドに横たわっちゃうなんてのも合うと思う。

 

生歌で聴きたいから、あまりダンスは激しくなくていいかな、なんて思っています。

ロダンスの大御所には「Tasty U」先輩がおられますが…さぁどうなるかしら?

 

<勝手に妄想!条件反射はこんな衣装がいい!>

知念さんは「初期のT.M.Revolutionさんのような衣装で歌って欲しい」と言っていましたが、もしやボンテージ的な発想かwww


個人的には…白シャツのようなごく普通っぽいカッコか、もういっそレースとかスケスケとかピチピチとかとんでもないところまでイッちゃって欲しいくらいです。

 

フラゲからまるっと1日経ち、何十回か一気に聴き込んで思ったこと。

伊野尾さん初のソロ曲「条件反射」は、伊野尾さんの”声”の楽しみ方が満載!高低と強弱、実にさまざまな声色は、本当に楽器のよう。

ソロ曲を聴いたことで、グループで歌っているときの伊野尾さんの声の存在感をなおさら強く感じるようになりました。

 

ちょっと官能的な歌詞もレアでいいのですが、例えばまったく別の歌詞だったとしても、きっと私は好きになってると思える。

それくらい音楽と伊野尾さんの歌声が好きです。
 

ソロ曲ぜんぶ一言レビュー

 

山田涼介 / Do it  again

「おれとのそういうシーンを想像して」という爆弾発言が飛び出していた(超いい意味で)問題作。タイトルの意味は”2回戦しよ”だそうで、もうおばちゃん大混乱。

山田涼介純度100%ともティザーされていたので、激重バラードかと思いきや、激エロエモ系でした。

さらっと歌ってるように聞こえますが、サビの伸びやかな高音、そしてささやくような「Do it again」は歌唱技術に長けていないとできない発声だと思います。

 

知念侑李/159

エキゾチックなラテン調の音楽に、トンチキめっかわな歌詞がプリティーに乗っかっています。

♬「たまたま小さな運命で可愛がられる僕」なんて歌えるひといる?

歌詞もリズムもとことん全開知念イズム。

 

中島裕翔/ Waiting for the rain

ジャンルはアシッドジャズとのこと。

事前の情報通りではありますが、確かにベースの主張が強い。

裕翔くんの歌声はやや低めのミディアムテンポが1番映えるのかもしれない。

 

 

有岡大貴 / Bubble Gum

オシャレ!!
北欧シーンを彷彿とさせるテクノミュージック、めっちゃオシャレ!!

「Let`s get Poppin`」からのビルドアップ。いわゆるサビは歌じゃなく音がメイン。洋楽か。

大ちゃんの声色の幅はスゴイと思っていて。
優しく甘く溢れるように歌うときと、BOUNCE系にオラオラ発声もできる。だからビルドアップするときにもハリが出るんですよね。今回はあまり強い発声はありませんでしたが、ライブで聴くのが楽しみな1曲です。

 

PINK /八乙女光

今年のラッキーカラーがぴんく、という理由でヒルナンデスでもピンクを着続けソロ曲にまでしちゃった光くんかわいい。

ラップがメインながらメロディアスなファンクジャズ。ベースもゴリゴリに光ってます。

JUMPのラップといえば光くんですが、今回はあえて歌詞には関わってないそうです。

 

♫「君が欲しくなってる」←ファルセットめちゃくちゃいい!!

光くんてファルセットこんなに上手かったんだというのは今さらながらの発見でした。

 

薮宏太 / 流星の詩

JUMPの歌唱の要である薮さんの、美声の全てが詰まった1曲。

♫「降り注ぐ星はいつも永遠の愛へ」

♫「ずっとずっと僕はキミのこと愛してるから」←サビ終わりファルセットの愛へからのCメロ〜大サビが真骨頂!!伸びやかなハイトーンとロングトーンでのビブラート。複雑な音階を歌いこなすさすがの歌唱力です。

当たり前かもしれませんが、薮さんは薮さんの声とのハーモニーは天使のように美しい。

 

髙木雄也 / 題名の無い物語

髙木くんのイケボからセクシーを封印するとこうなるのか、という発見。

髙木くんは言葉尻をしゃくるんですが、このしゃくり方がバツグンに上手い!

♫「離さないから絶対 oh yeah…」←絶対のたいをややしゃくってオーイェーに繋げるところに隠せないセクシー。

 

ウィスパーボイスできちんと声量を保って歌える能力は個人にもグループにも財産だと思います。

 

 

メンバーのソロ曲はどれも個性的で楽しい。

メンバーの好きなものとファンが求めてることを融合してくれた結果だからこそでしょう。

こんなの欲しかった!

ぴったり!

意外で新発見!

こんな感動の連続です。

 

衣装、ダンスがあいまって完成する個々の世界を目にするのが楽しみ♩♬*゜