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【祝】声のお仕事!5/26はシッチャカ記念日。

5月26日は、シッチャカ記念日♡♡

NHK Eテレ「u&i」にて伊野尾さん”はじめて”の声優のお仕事 が放送された日です。

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伊野尾さんの声色は地声でも特徴的で、歌声でも抜きんでた個性があります。

また今までも、ナレやキャラクターを演じる際には地声とも違う声色の幅を耳にしてきました。代表的なのはこのあたり。


・いたジャン「まぶたに浮かぶヒストリー」のストーリーテラー
・イノ調「被災地の今」でのナレーション
・べいジャン BEST会の「五色ロボット」「山田涼介の家の家電」「髙木先輩&有子シリーズ」

ナレーションやストーリーテラーを務めれば、その声は穏やかで優しく。

キャラクターを演じれば、声色もさることながら話し方までも振りきる。(おフザケ中心だけどw)


私だけでなく多くの伊野尾担が伊野尾さんの「声」のお仕事を熱望していました。

そんななかで突如やってきたはじめての声のお仕事は、NHKの学校用番組で、かつ道徳番組で、しかも妖精役(いわゆる妖精とはちょっと違ったビジュアルだったけど)。

そして予想だにしない、伊野尾さんがいうところの「びっくりするような声」。

どれだけ驚かせて楽しませてくれるんだ、伊野尾さんって人は!!!好き!!

 「u&i」ってどんなお話?

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公式サイトにはこのように紹介されています。

「u&i」は発達障害などの困難があるこどもたちの特性を知ることで、多様性への理解を深めるこども番組です。メインパートは、こどもと妖精の対話劇。困難のある友達の“ココロの声”に耳を傾けながら、その悩みや特性を知り、どうしていくのがいいかを考える力を身につけていきます

番組紹介 | u&i | NHK for School

 

伊野尾さん演じるのは妖精「シッチャカ」

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夢の世界に住む、サルの妖精。明るい性格のお調子者で、こどもの悩み相談にのるのが好き。楽器が得意だが、片付けは苦手

きゃりーぱみゅぱみゅちゃん演じる妖精「メッチャカ」とともにこどもの悩みに向き合います。

 

番組も公式サイトでいつでも閲覧できるようになっていますので、まずはぜひご覧になってください。

u&i [ 小学校全学年]|NHK for School

 

 

さてここから先は、ツラツラと感想書かせていただきます。

 

何度もびっくりさせられた、妖精シッチャカの全貌

「妖精の声」と聞いて想像していたのは、ティンカーベル的なやつ。
羽が生えてて、キラキラ光って、魔法ステッキみたいなの持ってるような。


ところがどっこい。

伊野尾さん演じる妖精シッチャカは、毛むくじゃらのおサルの妖精!

TV誌の予告枠でビジュアル開示されたときは二度見、いや3度見はしたかもしれません。

 

放送直前には番宣Vみたいなものも出来上がっていて、そこで耳にしたシッチャカの声は、わんぱくなでぶっちょみたいなwww(←言い方)

伊野尾さんご本人もらじらーで「ちょっとびっくりするような声」とおっしゃっていましたが、まさにびっくり。

NHKで声優と知ってびっくり!

妖精役と知ってびっくり!

ビジュアルでびっくり!

その声でびっくり!

そして放送を見た時には、最大級びっくり!


いい意味で「伊野尾さんみ」がほとんどなく、シッチャカの「明るい性格のお調子者で、こどもの相談にのるのが好き」というキャラクターの性格に見事にぴったりでした。

 

あまりにも小ネタですが、一人称は「オイラ」だとか。緑と青のオッドアイだとか。そんなことすらもワクワクし、気づけばシッチャカのとりこ。

 はじめて見たとき、「え…?(絶句)」ってなってごめんな、シッチャカ。

いまやキミに夢中だよ。

 

シッチャカの声の秘密

シッチャカというキャラクターを演じるにあたり、なんであの声を選んだのか、すごく気になっていました。(らじらーに質問送ったほど。読まれなかったけど)

 

その日の いのやぶ らじらーではうれしい一幕もありました。

「僕も見ましたよ、今日。どっから声出してんの!?」←当日見てくれた薮さま♡

伊野尾「あはっははは(爆笑)」

「きゃりーちゃんはさ、わりと素の声。伊野尾はねぇびっくりした。あんな、なんつーんだろ?野太い声。ちょっと出してみて?」

伊野尾「いや、今ちょっと。ホント出せない。あれ結構、おれの中でもいろいろ頑張って出してる声で…今はちょっと。」

伊野尾「なんであの声になったかっていうと」

「おサルさんだよね」

伊野尾「番組のプロデューサーさんだったり、ディレクターさんと収録の前に打ち合わせをさせていただいたときに、どういう声でやったらいいですか?って相談したときにこういう声でやってほしいってリクエストをいただいて、突き詰めてってあの声になりました。」

「最後のテロップとか見なきゃ、伊野尾って気づかないと思う!」

伊野尾「僕も最初やってて、あれ、これ俺ってわかんないんじゃないかなーって」

「伊野尾が出るな~って思ってみてたんですよ。でもあれ?これほんと伊野尾か?って。逆にすごいよかったですよ。」

伊野尾「理由があって。きゃりーさんもそうですし、絶対こどもが出てくることなので、全体的に声が高いじゃないですか。わたしもベースはどちらかというと声高いんで、わたしのベースの声でやっちゃうとみんな声高くてどれがしゃっべてるのかわからなくなったり。こどもにより一層興味を持ってもらうためにああいった形の声にしていこうと。」

 

なるほどね。

あくまで「こども」を主役に練られた声だったというわけですよ。

みんな声が高いと区別がつかなくなっちゃうから→伊野尾さんだけ低めの声。
子供に興味をもってもらいたいから→ちょっと面白味のある声。


なるほどね。

ああなるほどね、なるほどね。

確かに声の低い人がそのまま演じても面白味には欠けるのかもしれない。

夢の中の妖精という設定にはすこしぶっ飛んだポジティブな違和感も必要なのだろう。

 

地声が高めの伊野尾さんをキャスティングしたのは、きっと他にも理由があるんだろうな。いつかプロデューサーさんあたりから、キャスティングの理由を聞いてみたい。

その理由はきっと伊野尾さんご本人にも、伊野尾担にもうれしいお話に違いないと思うから。

 

さて。この「u&i」は、2018年度学校後期の番組表に定時プログラムとして組み込まれています。

しかしネットで検索する限り過去にも”いじめ”をテーマにした放送があったようですし、10月からの放送内容は必ずしも今回の延長上にあるのかどうかわかりません。

 

少なくとも今回の放送はいい大人の私が見ても、考えさせられるものでした。

大人の社会にも「なんでちゃんとやってくれないの」とイライラすることは多分あります。しかし「なんでちゃんとやってくれないの」か、その理由を慮ることはそうそうできることではありません。

 

人間ずーーーーっとなんらかの組織に属してコミュニティの中で生活をします。

相手が障がいのような困難を抱えていなくとも、ココロのでんわをかけるように相手の気持ちを想像する力は、生きるうえで如何なる組織でも必要となる能力です。

 

ストーリーの中でシッチャカ・メッチャカはこどもを導かないんですよね。

シッチャカの考え、メッチャカの考えはちゃんとありつつも、それはあくまでヒントでどちらかを選ぶ訳でもなく出す答えはこどもに委ねられています。

考えることが大事だけど、教育教材としては考えるために促すことも必要でしょうからこのバランス感は参考になりました。

 

そもそも教育テレビを見たこと自体、ン10年ぶり!こんな機会がなければなかなかチャンネルをまわすこともなかったであろうDINKS世帯ですが、きっとEテレの他の番組も、昔見てた番組もいい番組だったんだろうなとすら思いました。貴重な機会をありがとうございます!

 

10月からのプログラムがどんな内容になるかわかりませんが、この伊野尾シッチャカと、きゃりーメッチャカが続いて欲しいとただただ願うばかりです。

 

余談ですが、シッチャカのセリフ・設定に伊野尾さんめいた部分が見え隠れしていましたよね。ピアノが得意なところとか、片付け苦手なところとか(笑)。 


「なんか似てる」と思ったらどんどんかわいく見えて仕方なくなって。

お顔もなんとなーーく似てるような……というかシッチャカがイケメンに見えてきましたw

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