僕が君を好きな理由

今日の僕も明日の僕も Hey!Say!JUMP しか胸の真ん中にない

『SENSE or LOVE』レビュー~本編&bonus track~

Hey!Say!JUMP 6枚目のオリジナルアルバム『SENSE or LOVE』発売日を迎え、さっそく聴き込む日々です(…といっても2日ですがw)。

 


メンバー全員のソロ曲が収録されていることでも話題のアルバムですが、本編も音楽的にかなりおもしろいことになっていると感じています。

ツアー前ということで、改めて1曲1曲を自分の中で咀嚼するために吐き出させていただきます。ツアー前に聴く醍醐味は「パフォーマンスを妄想しながら聴く」ことにあるとも思うので、妄想も混ざります。

 

ただの一個人(しかもヲタク)の所感・雑感ですので予めご容赦くださいませ。

 

↓ 『SENSE or LOVE』ソロ曲は別記事で感想述べさせていただきました。

24se7ven.hatenablog.com

 

本編17曲に、全3曲のボーナストラックを含めた20曲!

特に今回はEDMサウンドが顕著で全体的にオッサレ~な音楽で満たされています。

この曲順がまたスンバラシイので、ぜひ曲順に聴いて欲しいです。

  

Hey! Say! JUMP 6thアルバム
『SENSE or LOVE』感想

1.White Love東宝配給映画「未成年だけどコドモじゃない」主題歌》

いまのところJUMP最大のヒット曲となった、みんな大好きホワラ。
シングルカットされている曲を1曲目にあてがうとは…!

しかも王道POPSホワラから、ヒップホップ系のバンガへ繋ぐとは…!

1曲めにホワラがあるからこそ、新しい世界の幕開け的な演出スゴイ。


2.BANGER NIGHT

当アルバムのリード曲。今までとはまた一線を画したハードなダンスは、BTSを手がけるソン・ソンドゥク氏による振り付けとあり話題になっています。

楽曲・ダンスともにヒップホップベースのEDM。

音楽だけでいうとCメロ ♬「1秒さえも油断できない~」を迎える直前の間奏が大好きです。

また♬「目撃せよTonight」「覚悟しとけAll Right」部分がこの曲を引き締める要パートのひとつですが、ここを ありやま にパート割った人天才。

やまちゃんが迫力を。大ちゃんがソフトバウンスでクールさを。
素晴らしいエッセンスになっていると思います。喝采

言わずもがな。
この曲はダンスありきで観たほうが924倍楽しめるので、初回盤特典のMVの最後の最後に収録されている『定点 ノーカット版』をご覧になってください。ナチュラルにスタオベしちゃいます。


3.Dance The Night Away

伊野尾さんが大好きなTWICEに同名の楽曲があり、全私をざわつかせているこの1曲。

ファンク系パーティーチューン。ダンスもファンク系の揃いステップが似合いそうです。

♬「Come on dance(フゥーーッ!)Get up(フゥーーッ!)」ここ絶対JUMPも私たちも楽しいはずです。Jストでサンプル音源が解放されていますので、セトリ入りも高確率かと。


4.女王蜂

ガラッと変わってオールドスタイルのジャズナンバー。イントロとアウトロのピアノがめっちゃくちゃかっこいい!

ピアノからクラップ→コントラバス→ボーカルと重厚感増しながらJAZZ一色に染まっていく歌い出しの感じはゾクゾク。

歌詞が女性言葉なのもいいですよね。特に光くんと伊野尾さんの声はジャズナンバーにもとても合う。

歌い出しの髙木くんと、伊野尾さんに「Tonight……つめを這わせて全部舐ってあげる」なんちゅーとんでもない歌詞をあてがった、パート割がこれまた秀逸な一曲。

 

5.One & One Makes Two

いのちね激推しの1曲で、いまのところ私も一番好きな曲です。

音楽的には珍しいジャンルではありませんが、だからこそメロディーと歌詞のハッピーさがなんとも耳にやさしい。

♬「One&One Makes Two⤴⤴」の「トゥ」がなんせ楽しくカワイイ。

🎤伊「爽快じゃない?潮風ふたりじめ YOU&I」
🎤光「もう最高潮さ Everything」
🎤有「もっと夢中でCome with me」

このずっこけラップなんていい絵面への期待しかないじゃん(頭抱)

”ジャニーズ”の”アイドル”である限り、ポジティブなキラキラハッピーソングは絶対におざなりにしてはいけないと強く思うヲタクです。


6.マエヲムケ《NTV系ドラマ「もみ消して冬」主題歌》

イントロと個性的なダンスが印象的な、ソウルミュージックみのあるレトロなポップスです。

オシャレで洗練されたナンバーの中でもいろんな意味で異色な存在感を放っています。


7.TO THE GALAXY

ロディアスなヒップホップのトランスミックスって感じでしょうか。
ライブでもっとも聴きたいのはこの曲かもしれません。

♬「乱れるようなRazer Beamで」
♬「Ride on this starship now to the garaxy」

1番では有岡→ひかラップ
2番ではやぶ→ありラップ

裏声にキレイにひっくり返る早口部分からの、ラップは聴き応えある!

♬「Spacey…」の激甘Spacy岡くんが曲中すっごいいいアクセント。

♬「Deliht…Yeah!」のエース圧巻のシャウトも最高!

♬「ついておいで この先へ」の裕翔くんは予想を裏切るようなワクワクする音階を歌い上げ、言葉尻は伸びやかなファルセットへ。キレイ。

JUMPってやっぱ歌うまい!バランスがいい!と再確認できる1曲です。
これもパート割が素晴らしい。


8.Jealous guy

デモ曲の時点からJUMP人気が高かったという「Jealous guy」。
切ない系メロディアスEDMにヒップホップ要素も盛り込んだ……適切に表現する語彙と知識が足りないけれど、私も大好きなナンバーです。

Bメロ&ラップ部分だけリズムが走るところとかめっちゃオシャレ。

コンサートのセトリ入りはまず間違いないでしょう。
ありラップ&ひかラップ だよ、みんな!!

 

9.またこの場所で

このアルバムで唯一のバラード。
こんなにハモってる曲はJUMPの中でも珍しい方ではないでしょうか。

メンバー同士の美しいハーモニーとその歌詞に心を寄せて聴いてもらいたい1曲です。

♬「あの頃の僕らは一番星を追いかけていた

  それは今でも焦ることない 何度でも夢を見よう」

♬「ささやかな祈りはずっと遠くまで瞬いていた 

離れていてもまたこの場所で君と会えますように」

この曲が「9」曲目にあることに感動しているファンも多く、きっと何か意味があるのだと私もそう思います。

何度でも夢は見れる。夢のために遠く離れた君とまたこの場所で会えますように。


10.最後のラブソング

タイトルを見て「バラード続けてくるとはなかなかだな、じゃんぷ」などと穿ってごめんなさい。
♬ドゥドゥワ…とともに情熱的ラテンバンドから始まって思わずタイトル2度見しました。

ラテン調のリズムとレトロな歌謡メロは、タッキー&翼の「VENUS」を彷彿とさせます。世代的にもサビ前の「ah~」からそのまま「熱くVENUS」と続けてしまいそうwww

歌い出しのいのありユニゾンが、レトロな中に甘さを演出してくれます。

同じラテン調の「愛よ僕を導いてゆけ」のようにスリムなスーツスタイルでのダイナミックなダンスが似合いそうですね。

 

11.Precious Girl《コーセーコスメポート「フォーチュン」CMソング》

このときのビジュが好きすぎて思い入れひとしお。「リラリラ リラリラ」というコーラスと、鮮やかなステップをメインにしたダンスが印象的な、爽やかなのにどこか男っぽい1曲です。

曲もダンスもスタイリッシュな大人JUMPが楽しめます。


12.FLASH

疾走感あふれるバンドサウンド

シンセが効いていてとても爽やかで、どこかアニソンめいたキャッチーさもありますね。

これはダンスよりもバンドで聴きたい!


13.Swinging days

タイトル通りスイングジャズキターーー!
「Puppy boo」のときも思ったけど、JUMPさんはスウィング似合う。

Twitterで知ったんですけど、歌詞にメンカラが散りばめられていて、担当色の部分はソロパになってるそうです。

薮♬「信号は緑」
有岡♬「オレンジの太陽」
裕翔♬「透き通った水」
山田♬「赤く灯る」(コーラス)

知念♬「桜は散ろうとも」
薮(たぶん後の圭人)♬「若葉のころ」
髙木♬「purple eye魔法じゃない 」
光♬「黄色い声に高まる」
伊野尾♬「青少年嫌いじゃない」

作詞家は「愛ing」「Romeo&Juliet」の亜美先生。さすがJUMPをよく知ってくださっている。

伊野尾担としてははじめて認識した伊野尾さんがいました。

♬「青少年 キライじゃない」←最後の”い”の部分!伊野尾さんがファルセット使ってるんですよ!

メンカラの歌詞とともに感動してます。


14.City Wander

アーバンメロウな JAZZY-HIPHOP…めっちゃオシャレなのキタぞこれ。

このアルバムの中で一番オシャレな音楽はこの「City Wander」じゃないかしら。

サビ最後節の♫「最高の今を探しに行こう」が最高にエモいメロディラインですよね。

大ちゃんが好きそうなのと、大ちゃんの声にピッタリなので有岡担さんの支持が濃ゆそう。

この曲もピアノ演奏がかなり効いています。これ生演奏で聴けたら震えるな…。いのちね、ピアノ弾いてくれませんか??

15.We Believe

ポップチューンのテクノリミックスな印象ですが、テクノっぽいのは主にイントロだけで、曲が進むにつれポップス色が濃くなります。

Aメロの2小節 ♬「決めたんだ There`s no turning uback」の部分のメロディーが好き。

もっとキラキラ系テクノに振り切っても面白かったかな、とも思います。


16.OLE!

有岡くんのお気に入りの1曲。

元気をくれる応援歌ですね。

♬「Dear.My Friend 聞こえていますか?遠く離れていても 本当に辛いことがあれば愚痴くらい聞いてやるさ」

♬「語り合った未来へ 手を伸ばした君に届け 忘れないようにあの情熱を」

どうやったって圭人へのメッセージにしか聞こえない。

こんな風に明るくにぎやかにポジティブに、愚痴くらい聞いてやるから行ってこいよ!って背中を押すのがJUMPの友情のあり方なのだろう。

一番じーんときてしまったのが実はこの曲。


17.Journey

アルバムのトリを飾るにふさわしい1曲。

イントロ~Aメロの印象から、Bメロでガラッと世界が開けて、広大なサビにつながっていく、広がりのある展開が天才。

特にBメロ終わり~サビのメロディーが大大大好き!

コーラのCMとかできるんじゃね?ってくらい爽やかで前向き。

大人数コーラスの♬「LALALALALALA……」なんて絶対ライブで大合唱じゃん。

大サビ終わりなんてコンサート終わりのイメージじゃんじゃん。

JUMPがとびっきりの笑顔で腕を大きく左右にブンブン振って会場と一体になっていく未来が見える。

 

Virtual Butterfly (Hey! Say! 7/Bonus Track)

せぶんちゃん3人全員が気に入ったというVirtual Butterfly。スタイリッシュなダンスナンバーで、今作もせぶんちゃんはかっこいい。

さすがみんな英語勉強してるだけあって、圭人がいないにもかかわらず、英語部分もキレイで迫力あるし、何よりNYで振付たというダンスに期待が募る。

曲には何のエロさもないのにエロく聴こえるレベルに進化したせぶんちゃんに喝采

うるじゃんでティザーされていますが、「グルーヴィーでるんるんなダンス」とは一体?

 

スンダDance(Hey! Say! BEST/Bonus Track)

伊野尾さんいわく「大ちゃんあたりが」提案したというゴリゴリのユーロビートですが、サビはとてもキャッチーでBEST兄さんたちの底抜けのネアカさが溢れています。

珍しく伊野尾さんが音作り積極的だったそうで、バラエティ番組のSEに使われている「しゅぽぽぽーん」という音をリクエストし「もっと音上げて!」などこだわりをみせたとか。

伊野尾さん渾身の「しゅぽぽぽーん」は曲中度々楽しめます。

スンダDanceのダンスはやっぱりパラパラかな?「ぷっちょへんざ〜⤴⤴⤴」の大合唱楽しみ。


YOU&I(Bonus Track)

通常盤にこの曲が収録されて本当に良かったと思っています。なぜならJUMPの進化を喜びながらも、どこかでまだキラキラアイドル街道ど真ん中の、かわいいJUMPを求めてもいる。

ひたすらにアイドルポップチューンを重ねまくったcメロ〜落ちサビ〜大サビへのバンプアップはときめきしかない。

あぁヲタに生まれてよかったーー!!

 

まとめ

"踊る"をテーマにしたとあって、ダンスナンバーを中心に多種多様なジャンルが楽しめるフェスのようなアルバムです。

とにかくバラエティ豊富なので、何か好きとかまだ判断もしにくいくらいです。

 

確実に歌唱領域の広さを見せつけてくれたJUMPさん。その一方で今まではあまり感じなかった個人差というか、得手不得手からくる個性も浮かび出てきた気がします。

悪さが目立つという意味ではなく、今まで気づけなかった良さに気付けたという意味です。

 

例えば

・ハードなダンスをゴリゴリ踊る伊野尾さん

・伊野尾さんのファルセット

・やまゆとの英語の発音の良さ

・知念さんのめっ男らしい歌声

・大ちゃんはメロウな

・光くんは低音もファルセットも上手い

・薮さんはCity wanderのような曲が似合う

・ah、yeah担はすごい重役

・裕翔くんの声とひかラップが激マッチする

・やまちゃんのシャウトがあればどんな曲も509倍かっこよくなる

・メンバーが作詞作曲に携わる曲は宝。やぶひかは大至急共作をリリースするべき

 

などなどなどなど。たくさんの収穫がありました。

 

最後に言霊を信じて勝手な希望。

女王蜂やSwitching days、City wanderあたりを、いのちねのピアノセッションをメインにしたジャズバンド編成でみたい!!

JUMPバンド、今年はジャズバンドにしませんか(懇願)…!